都心にある東京大神宮で良縁の願いを叶えよう
東京大神宮の歴史
東京大神宮が良縁を結んでくれる神社として有名になった理由は、「造化の三神」をお祀りしていることです。
造化の三神とは、「古事記」における天地開闢(てんちかいびゃく/天地を始めとした世界が初めて生まれたときのこと)にて、万物の生成化育の根源となった神々です。
最初に誕生した天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、二番目の高皇産霊神(たかみむすひのかみ)、三番目の神皇産霊神(かみむすひのかみ)の三神のことをいいます。
神々の名前にもある「むすひ」とは「結び」のことであり、結びつくことによって万物を産み出したことを意味しています。
また、天御中主神と高皇産霊神、神皇産霊神は絶対的な存在であり、本来一体の関係にあることから、「結び」が可能なのです。
こうした「結び」の神をお祀りする東京大神宮は、日本で最初の神前結婚式を執り行った場所でもあります。
明治33年に当時の皇太子殿下と九条節子姫のご結婚の儀が、皇居内の賢所(神前)で行われました。
それを記念し、一般向けの神前結婚式を開催したことが神前式の始まりなのです。
東京大神宮の特徴
東京大神宮は「東京のお伊勢さま」と呼ばれています。
江戸時代、伊勢神宮へお詣りすることは人々の生涯かけての願いでした。
明治時代に入ってから、篤い信仰を集め続けている伊勢神宮を東京から遥拝できるようにと創建されました。
造化の三神だけでなく、伊勢神宮と同じように天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)を、そして天照皇大神の御杖代(みつえしろ)であり伊勢に関わりの深い倭比賣命(やまとひめのみこと)をお祀りしているのが東京大神宮の特徴です。
東京大神宮がある場所は飯田橋駅にほど近く、ビルが立ち並ぶエリアでありながら、境内は緑でいっぱい。小川のせせらぎを聞きながら、都会の喧騒を忘れてゆったりとした気分でリフレッシュすることができます。
恋や良縁の願いを叶えるためには、心を落ち着かせて自分自身の気持ちを見つめなおすことも大切なポイントです。
東京大神宮では参拝するだけでなく、澄んだ空気の中で自分の思いを新たにすることができるのです。
アクセス
住所:東京都千代田区富士見2-4-1
アクセス:JR中央・総武線、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線、都営地下鉄大江戸線の各線「飯田橋駅」から徒歩5分
営業時間:8:00~19:00
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