良縁が導ける出雲大社についてご紹介します!
出雲大社の歴史
出雲大社の主祭神は「だいこくさま」として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」です。
出雲大社の創建については、日本最古の歴史書とされている「古事記」に記されているほどに古く、大変長い歴史を持っています。
「古事記」に書かれている国譲り神話では、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造られた天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりとされています。
大国主大神は天照大神に国譲りをするとき、「幽れたる神事を治めましょう」と伝えました。
「幽れたる神事」というのは人にはあらかじめ知ることのできない、運命や人生諸般、「縁」のことで、それらについて神議り(かむはかり)にかけて決めましょう、と話したのです。
この約束に基づいて日本全国の八百万の神々が、人々の縁組について大国主大神に相談したことから、出雲大社は良縁を結んでくれるスポットとして口コミでも有名になりました。
出雲大社の特徴
出雲大社の特徴は、何と言っても神楽殿にある大しめ縄と「大社造り」の建築様式です。
神楽殿は拝殿の西側に位置し、正面に張られた大しめ縄は長さ13m、周囲9m、重さ5tと、日本一の大きさを誇ります。
また、国宝に指定されている本殿の高さも8丈(およそ24m)と、神社としては大変大きな建造物ですが、かつての本殿は現在のものよりもさらに高く、16丈(48m)や32丈(およそ96m)ほどもあったと伝えられています。
「大社造り」は正面が正方形で、中央にうず柱という太い柱が立っています。
古代の高床式住居とほぼ同じ構造になっているのも大きな特徴です。
祀られている大国主大神は縁結びの神様として有名ですが、これは男女の縁に限ったことではありません。
生きている人みんなが立派に生長してすべてのものが幸福であるように、人同士がお互いの発展のためにつながりを持たせるよう、良縁を結んでいくのです。
アクセス
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
アクセス:山陰道斐川ICよりR9を出雲市方面へ、県道28号線経由出雲大社方面へ。車で約30分
一畑電車出雲大社前駅より徒歩約10分
JR出雲市駅より一畑バス「出雲大社」、「出雲大社・日御碕」行きバス「出雲大社」バス停下車、徒歩約1分
参拝時間:6:00~20:00
オススメのお守り:縁結びの糸 紅白の絹糸が男女の縁のように固く結びついており、そのまま持ってもアクセサリーや縫い糸に使用しても効果的なお守りです。