招き猫が有名な今戸神社に参拝して良縁を結ぼう
今戸神社の歴史
今戸神社は後冷泉天皇康平6年(1063年)に今戸八幡として創建されました。昭和12年に隣地に鎮座されていた白山神社と合祀して、現在の今戸神社になりました。
戦乱や震災で何度も被災しながらも再建されてきた、由緒ある神社です。
今戸神社にはイザナギノミコト(伊弉諾尊)とイザナミノミコト(伊弉冉尊)が祀られています。
イザナギノミコトとイザナミノミコトは、「古事記」などに書かれた日本神話に登場する、初めて結婚をした男女の神様です。この夫婦の神様は、天津神に命じられて日本の国土を創り、たくさんの神々を子として産んで、大地・草木・山海といった森羅万象を創り出しました。
そのためイザナギノミコトとイザナミノミコトは夫婦や父母の象徴であり、縁結びの神様としても有名です。
また、産霊の神様としても崇められています。男女や人同士の結びつきにとても深い関係を持つ神様というわけですね。
今戸神社の特徴
今戸神社のある今戸地区は、江戸時代に初めて招き猫が作られた発祥の地であり、本殿にある大きな夫婦の招き猫はとても有名です。
大きさはなんと60~70cmもあります。
この夫婦の招き猫は揃って右手を挙げているのですが、右手で手招きをしている招き猫は人とのご縁を招いてくれる効果があるため、良縁を呼び込むシンボルとなっています。
また、本殿の階段を降りたところの左手にある「石なで猫」も、福を呼び込んでくれるとして人気です。
石なで猫の石像をなでた後、写真を撮って携帯の待ち受け画面にすることで、願いが叶うと言われています。
その他にも境内には招き猫のイラストや、招き猫が描かれた絵馬がたくさんあります。
お祀りしている縁結びの神様や招き猫で絶対的な良縁効果がある今戸神社ですが、神様にお願いごとをするだけではいけません。
良縁祈願の後は、笑顔で神様を敬う気持ちを示すのがマナーです。
笑顔でいることで自分自身の魅力も倍増し、良いご縁が舞い込んでくることでしょう。
アクセス
住所:東京都台東区今戸1-5-22
アクセス:各浅草駅より徒歩約15分
浅草駅から台東区循環バス『北めぐりん』、または都営バス東42乙系統に乗車し、リバーサイドスポーツセンター前停留所下車・徒歩1分。または浅草駅などより都営バス東42甲系統・浅草七丁目より徒歩3分。
参拝時間:24時間 営業時間:9:00~17:00
オススメのお守り:招き猫が描かれた、丸いお守り 「角が立たない」「円満に収まる」といった意味で、角のない丸い形をしています。