仕事運や学業運をアップさせるなら、2018年は亀戸天神社へ行こう
亀戸天神社の歴史
亀戸天神社の御祭神は、「学問の神様」であり天満天神でもある菅原道真です。菅原道真は学問に大変精通した人物で、若い時からその知能を発揮し、右大臣にまで昇進しました。
しかし、それを快く思わなかった藤原氏の陰謀により、無実の罪を着せられて現在の福岡県太宰府市に流刑とされてしまいます。失意のまま太宰府で没した菅原道真の霊を鎮めるため、その地には太宰府天満宮が創建され、道真は学問の神様として崇められるようになりました。
江戸時代に入ってから、菅原道真の末裔であり、太宰府天満宮の神官であった菅原大鳥居信祐は、天満天神への信仰を広めるために社殿建立の志を持ち、諸国を巡っていました。正保三年(1646)に江戸の本所亀戸村に辿り着いたとき、村に元々あった天神の小さなほこらに御神像を奉納したのが亀戸天神社の始まりです。
当時の四代将軍家綱が天満天神を鎮守神としてお祀りするように現在の社地を寄進し、1662年(寛文2年)に社殿・楼門・心字池・太鼓橋などが太宰天満宮に倣って造られました。
亀戸天神社の特徴
菅原道真がその知能を認められて目覚ましい昇進を続けたことから、亀戸天神社は仕事運や出世運向上のご利益があります。また、道真はなんといっても「学問の神様」として有名なので、学業運にも大変効果的です。
特に1月~2月の亀戸天神社は、受験生の参拝で大いに賑わいます。また、菅原道真をお祀りしている本殿だけでなく、亀戸天神社の境内には数々のパワースポットがあるのです。
花園社には、道真の妻である島田宣来子と14人の子供をお祀りしています。夫妻は幼い頃から一緒に過ごしてきましたが、道真が左遷されたときに妻子も散り散りになってしまい、家族は悲しみの中で強く生き抜きました。
そうした背景から、花園社は境内の右手側にある心字池のほとりに建てられているのです。安産、子宝、立身出世の神様であるほかにも、恋愛運アップにも期待ができます。
本殿の東側には、菅原道真の学問の師である法性坊尊意僧正を祀った御嶽神社があり、「卯の神」として有名です。雪や火災による災難を退けるほか、商売繁盛と開運のご利益があります。
アクセス
住所:東京都江東区亀戸3丁目6番1号
アクセス:総武線亀戸駅下車 北口より徒歩15分。総武線、地下鉄半蔵門線錦糸町駅下車 北口より徒歩15分。都バス亀戸天神前下車すぐ。
営業時間:9:00~16:00
オススメのお守り:学業御守 藍色が美しい学業のお守りです。菅原道真と関係が深い梅の花と、亀戸天神社の特徴である太鼓橋が描かれています。