健康運がアップする大國魂神社についてご紹介します!
大國魂神社の歴史
大國魂神社の主祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)です。
大國魂大神は大国主(おおくにぬし)と同一の神様で、日本神話での国造りにおいて、天下にまじないや医薬について教えたとされています。
また、兄弟の中ではいじめられっ子だった大國魂大神は、「因幡の白うさぎ」のお話にあるように、傷を負ったうさぎに適切な治療法を教えてあげた大変優しい心を持つ神様です。
その後もたくさんの災難や試練に遭遇しながらもそれを乗り越え、最終的に大國魂大神が造った葦原中国(人々が暮らす大地)の平定がなされたとされています。
こうしたエピソードから、大國魂大神は医療の神、厄除けの神として崇められるようになりました。また、大國魂大神は大國魂神社がある武蔵国の守護神とされています。
大國魂神社は府中市の中心地にあるにもかかわらず、境内にある鎮守の森は大変緑豊かで、自然のエネルギーを体いっぱいに感じることができます。澄んだ気の流れを取り入れることで、心が浄化されていく感覚を味わうことができるでしょう。
大國魂神社の特徴
大國魂神社は東京大神宮・靖国神社・日枝神社・明治神宮とともに東京五社のひとつとされており、厄除けや厄祓いで大変有名な神社です。
古代では、国司と呼ばれる役職に就いた人は、当時のそれぞれの国にある神社すべてを一宮から順に巡拝していました。
この習わしを効率化するために、国の国府近くに国内の神々を合祀した「総社」を設けました。
大國魂神社は武蔵国の総社にあたり、神社がある東京都府中市の名前も武蔵国の国府があったことに由来しているのです。ひとつの神社で国内すべての神社への参拝ができるよう、東殿には一之宮から三之宮(小野大神・小河大神・氷川大神)が、西殿には四之宮から六之宮(秩父大神・金佐奈大神・杉山大神)が祀られています。
大國魂神社が創建されたのは第12代景行天皇41年(西暦111年)と伝えられており、約1900年もの古い歴史を持っています。例大祭は「くらやみ祭」と呼ばれ、当時の格式と伝統を保ったエネルギーあふれるものとなっています。
毎年大晦日に行われる大祓式は人生全体の厄祓いにも最適です。
アクセス
住所:東京都府中市宮町3-1
アクセス:京王電鉄京王線府中駅、またはJR南武線・武蔵野線府中本町駅より徒歩約5分
中央自動車道国立府中ICより約4km
営業時間(開門時間):6:30~17:00
オススメのお守り:厄除御守 青と赤の2色があり、大國魂神社の象徴である五穀豊穣と悪疫防除を意味しているカラスが描かれています。