災難避け出来る錦天満宮についてご紹介します!
錦天満宮の歴史
錦天満宮では「学問の神様」と呼ばれる菅原道真(天満天神)をお祀りしています。
「京の台所」として知られている錦市場の東端にあり、学問向上の強いパワーだけでなく商売繁盛と災難除けのご利益が得られることで有名です。
長保5年(1003年)、菅原道真の生家である菅原院を移築し、観喜寺と名前を改めた際にその鎮守社として創建されました。天正15年(1587年)に現在の場所へ移され、錦天満宮と呼ばれるようになります。
菅原道真は平安時代の貴族で、わずか5歳のときに和歌を詠み上げたり、学者の中でも最高位にあたる文章博士になるなど、若いときから学問においてとても優れた人物でした。
その知能の高さから宇多天皇の信任を受けて、家格を越えて要職に就くようになり、右大臣に任命されるまで昇進を続けました。
しかし、当時の朝廷で実権を握っていた藤原氏らに無実の罪を着せられて左遷され、現在の福岡県太宰府に流されて失意のままその地で亡くなります。その後天変地異が起こったことで、道真は天満天神として祀られることとなりました。
出雲大社の特徴
錦天満宮の境内には、「神牛像」と呼ばれている臥せた体勢の牛の像があります。
菅原道真と牛についてはたくさんの伝承や縁起が残っています。
また、天つ神(高天原から来た神々・天神)は牛を神の使いとしていること、天神は農作物の生育に関わる天候を守る神様であること、牛は農耕のシンボルであることからも、天神として崇められている菅原道真と牛の関係は、とても深いものなのです。
錦天満宮の神牛像は「撫で牛」として親しまれ、勤勉・慈愛・健康の象徴とされてきました。神牛像の身体を撫でると生命力がみなぎって健康のご利益が得られるほか、牛の頭を撫でた後に自分の頭を撫でると知恵を授かることができると言われています。
さらに境内に入って左手には、京の名水と言われる「錦の水」が湧き出ており、その味や口当たりの良さからも大変人気です。錦天満宮は連日、地元の人や修学旅行生、外国人観光客などでにぎわっています。
アクセス
住所:京都府京都市中京区新京極通り四条上る中之町537番地
アクセス:京都市営地下鉄「京都市役所前」駅より徒歩10分
阪急京都線「河原町」駅より徒歩5分
京阪電車「三条」・「祇園四条」駅より徒歩10分
市バス「河原町四条」・「河原町三条」停留場より徒歩5分
営業時間:8:00~20:30
オススメのお守り:仲良しお守り 二匹のちょうちょが仲良く並んで飛んでいるようなイメージの、可愛らしいお守り。